どんでん返しとか、トリックを駆使した本格的にミステリー!よりも、読みやすさやテンポの良さを重視する方に。サクッと読める、気軽に楽しめる、おすすめの『心霊探偵八雲』シリーズの第1作目をご紹介します。
アニメ化もされているので、そちらもご紹介します。
~あらすじ~
赤ん坊は、左眼を開けたまま産まれてた。そして、何よりその瞳は、燃え盛る炎のように真っ赤に染まっていた—―。
(引用:神永学、2008、「心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている」、角川書店、p.10)
大学のキャンパスの敷地内にある廃屋には、幽霊が出るという噂があった。そして廃屋の一番奥にある開かずの間、その中にあるものは誰も知らない。見た者は、誰一人戻ってくることはなかったからだという…。
大学2年生の晴香は、幽霊が見えると言われる青年、八雲のもとを訪れていた。友人の美樹が、遊び仲間と共に噂の廃屋に興味本位で入り、その後高熱を出してうなされ続けているのだと言う。医者は熱以外に何もないと診断したが、廃屋の噂が関係しているのではないかと思った晴香は八雲に相談を持ち掛けたのだ。
女子大生の監禁殺人事件、自殺偽装殺人事件…死者の魂を見ることができる赤い瞳を持った八雲が、次々と事件を解決していく!
目次
- ファイルⅠ 開かずの間
- ファイルⅡ トンネルの闇
- ファイルⅢ 死者からの伝言
この3つのスピリチュアルな事件に関わる八雲と晴香の活躍が楽しめます。
~感想のような雑記のようなもの~
脚本というか、ドラマの台本みたいな…。文章が簡潔すぎるくらい簡潔で、本当にサクッと読みやすいです。
300ページちょっとの長さに3つの事件が収録されていて、展開もハイスピード。テンポ良く進むので、本を読むのが苦手でも割と楽に読めると思います!
ただ、このポイントが好き嫌いの分かれ目の1つでもあります('ω')台本や脚本っぽい文章が好みでない方も結構いるので。
私は、ちょっと重たい本読むのはしんどいな~って時に気軽に楽しめて、気に入りました。2作目にまだ手を出せてないんですが、またちょっと軽く読みたいって気分の時に読んでみようと思ってます(´▽`)
あと、表紙が素敵。なんかオシャレでかっこいいので、それだけでも揃えよかな!と思えます(笑)
赤い瞳のせいで、様々な苦しみを背負った八雲がひねくれ気味なんですが、それが可愛い好み!って女性も結構いそうですね。推理小説を紹介しようとしてるブログでこれを書くのはどうかなーと思いますが、推理だけじゃなくて少しずつ晴香との関係が変化していく様子を楽しむのも良いですね。
サクサクッと気軽に楽しんでみてください。
『心霊探偵八雲』アニメもあります!
U-NEXTでアニメを漁っておりまして、その時発見した『心霊探偵八雲』。なんか聞いたことあるな…なんだっけな…本だったような…と目に止まったのでちょっとだけ見てみよう~と軽い気持ちで結局全部見てしまいました(笑)なので、私はアニメを見てから本を読みましたが、十分どちらも楽しめました。
ちなみに八雲の声優さんは小野大輔。八雲かっこいいですよ。アニメでもクールにひねくれています。全13話。ワンクールなので、本だけでなくアニメも気軽に見やすいと思います(*^^)v
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