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ミステリー初心者の方にもきっと楽しんでもらえる、有名な推理小説を敷居低めに気楽に♪ご紹介します。

短編2作目!『シャーロック・ホームズの思い出』あらすじ・感想

シャーロック・ホームズの思い出

 

シャーロック・ホームズの登場する短編2作目、『シャ―ロック・ホームズの思い出』。訳によっては、『シャーロック・ホームズの回想』となっているものあります(・∀・)!

 

まさにタイトル通り思い出というか回想というか、ホームズがワトソンと出会う以前に解決した事件や、ホームズの兄の登場する事件、有名なホームズのライバルジェームズ・モリアーティとの闘いなどが収録されている1冊!

 

目次

  • 白銀号事件
  • 黄いろい顔
  • 株式仲買店員
  • グロリア・スコット号
  • マスグレーヴ家の儀式
  • 背の曲がった男
  • 入院患者
  • ギリシャ語通訳
  • 海軍条約文書事件
  • 最後の事件

 

あらすじ&ちょっと感想のような雑記のようなもの

収録されている短編を順番にご紹介していきます('ω')ノ

 

白銀号事件(しろがねごうじけん)

犯人探しももちろん面白いんですが、失踪した名馬の行方も気になるところ。あまりに有名過ぎる白銀号を簡単に隠すことなんてできないはずなのに、見つからない(; ・`д・´)

 

~あらすじ~

競馬界きっての立派な記録を持ち、そしてファンから絶大な人気を誇る名馬、白銀号。莫大な金額がかけられる白銀号をレースに出られなくすることは、多くの人物の利害関係に影響を及ぼすことになる。

 

レースを控えたある日、その白銀号が失踪し、調教師を務めていたストレ―カーが無残な死体となって発見された…!

 

☆黄いろい顔

向かいの家からのぞいていた不気味な黄色い顔、突然大金を無心する嫁、愛し合っているのになぜかコソコソしている理由を教えてくれない…。不気味な事件です(゜-゜)

 

~あらすじ~

依頼者のグラン・マンローは3年前、黄熱病で夫と子供を亡くした未亡人のエフィーと結婚。愛し合い幸せな新婚生活を送っていたものの、最近妻の様子がおかしいのだと言う。

 

マンローは引っ越してきたばかりの向いの家からのぞく不気味な黄色い顔を目撃していたが、神経質な妻のために黙っていた。しかし突然かなりの金額を無心してきたり、夜中にこそこそと家を抜け出している様子で…。

 

 

☆株式仲買店員

もしピナーと名乗る兄弟が1人2役なのだとしたら、一体なんのためにそんなことをしているんでしょう?ピナーはパイクロフトに前払いでいくらかしっかり給料を払っているんです。そこまでして何がしたいんじゃい…(´_ゝ`)

 

~あらすじ~

勤めていた会社の経営破たんにより、新しい会社で営業支配人として雇われることが決まったホール・パイクロフト。しかしそこは名ばかりの会社で看板もないような事務所、社員は自分1人だけ。仕事内容は、パリの人名録から金物商だけを書きだしてほしいというものだった。

 

違和感はありながらも仕事にとりかかったパイクロフトは、自分に声をかけてきたピナーと言う男と、経営者でありピナーの兄であるというハリー・ピナーが、同一人物なのではないかと疑いを持つ…。

 

 

☆グロリア・スコット号

グロリア・スコット号はホームズが学生時代に解決した初めての事件、言わば探偵として生きるキッカケになった事件です。これがあったから、その他のホームズの活躍を楽しめるわけですね~('ω')ノ

 

~あらすじ~

ある冬の日、ホームズはワトソンに過去に関わったグロリア・スコット号事件について語り始めた。そして意味不明な内容の手紙を見せ、これがホームズの大学時代の唯一の友人、ヴィクター・トリヴァの父親を驚かせ、死に至らしめたものだと言う…。

 

 

☆マスグレーヴ家の儀式

これは事件ももちろんなんですが、ホームズの私生活についても書かれているんでそこも注目!

 

思考や身だしなみはきちんとしているのに、葉巻を石炭の中にしまっていたり、たばこをスリッパの中にしまっておいたり…。半端なくだらしない(;´∀`)

 

しかも、いすに座ったまま、壁にピストルの弾痕でV・R(ヴィクトリア女王のこと)と書いたこともあるそうな|д゚)

 

~あらすじ~

ホームズの大学時代の知人のマスグレーヴはある日、屋敷の執事が一族に伝わる古文書である儀式文を読み漁っているところを発見し、1週間後までに出ていくよう言い渡してクビにしてしまう。

 

しかし3日後、執事だったブラントンは失踪。すると女中だったレイチェルがヒステリー発作を起こして寝込んでしまうが、その後彼女もまた失踪してしまう。ホームズはこの事件にマスグレーヴ家の儀式文が関係すると調査を始め…。

 

 

☆背の曲がった男

とある夫婦が喧嘩した直後に起こった事件…現場は見られていないものの女中や御者たちが口論しているのは聞いていた。夫が死んでいたもので警察は夫人を疑います。が!事件はそんな単純ではなさそうな…?

 

~あらすじ~

主人のバークレイ夫人と大佐の激しい口論を聞いた女中と女コック、御者の3人。大佐の声はうまく聞き取れなかったが、夫人が罵る声ははっきり聞こえたという。

 

そのうちガタンと物音がしたかと思えば、大佐の悲鳴と夫人の叫び声が!御者は中から鍵がかかっていたため入れなかった部屋の戸を破ろうと試みたが開かない。

 

怯えている女中たちを置いて彼は庭の大きな窓の方へ回ると窓が開いており、中にはいると夫人は意識を失い倒れ、大佐は血に染まって息絶えていた…。

 

 

☆入院患者

謎の親子に怪しい入院患者…なにがどう絡まり事件が起こっているんでしょう…。事件の背景には何が潜んでいるのか…。

 

シャーロック・ホームズ、割とこういった雰囲気のお話多いような気がします。間違ってたらごめんなさい(。-人-。) ゴメン

 

~あらすじ~

ある日開業医のトリヴェリヤンのもとへ診察にやってきた親子が、ほんの5分ばかりかかって薬を取りに行っている間に姿を消した。不思議に思っていたが、翌日またも親子は現れ、診察の続きを受けることに。

 

親子が帰った後、トリヴェリヤンの開業のスポンサーであり入院患者として病院に住んでいる男、ブレッシントンが散歩から帰宅し、部屋に誰かが侵入したと騒ぎ始めた。

 

ワトソンを連れて捜査に向かったものの、何か隠している様子のブレッシントンに、ホームズは本当のことを言わないと協力ができないと帰ってしまう。しかし翌日、ブレッシントンが自殺したの電報が入り…。

 

ギリシャ語通訳

ギリシャ語通訳は、ホームズの兄、マイクロフト・ホームズが登場する事件!

 

ご存知かもしれませんが、ホームズにはお兄さんがいたんですね。観察力や推理力では僕より上だとホームズが認めているやはり天才です。なんちゅー兄弟や('ω')

 

しかし探偵を職業にするような精力的な部分は大いに欠けているそうで、政府のとある省の会計簿の検査を職業としていると作中でホームズが語っています。

 

~あらすじ~

ある日ホームズの兄、マイクロフトのところへ持ち込まれた事件をホームズが引き受けることになった。

 

事件と言うのは、ロンドンで有名なギリシャ語通訳メラスのもとを訪れたラティマ―という男たちが、どうもギリシャ語を話す人物を監禁し、何かしら悪事を働こうとしているようだというものだった。

 

口止めされ家に帰されたメラスは、監禁されていた男のことが気になりマイクロフトへ相談を持ち掛けたのだ。

 

 

☆海軍条約文書事件

抱える事件の規模が凄い。国家規模、BIG。あ、それと、ラストにちょっとホームズの茶目っ気みたいなものを垣間見れますよ。

 

~あらすじ~

ワトソン博士の学友であり、現在は外務省でも高い地位を務めているというパーシイ・フェルプスから依頼が来た。

 

彼は外務大臣の伯父から、イギリスとイタリアが締結した条約文書の写しをとることを任されていたが、国家機密であるその原本が盗まれたのだった。情報が漏出することは国内外に大問題をもたらすものであり、ホームズが操作に乗り出すことになる。

 

 

☆最後の事件

これが、有名なライヘンバッハの滝が登場する事件ですね。そして読者たち世間を大騒ぎさせたいう点でもリアルに一大事件となりました。

 

モリアーティに対して君を破滅させられるなら、自分の破滅だって受け入れると言い切るかっこいいセリフも出たお話。

 

某名探偵のアニメ映画で知った方も結構いらっしゃるようですね!(^^)!

 

~あらすじ~

犯罪界のナポレオン、ロンドンで未解決事件のほとんど、悪事の半分を支配している男、ジェームズ・モリアーティ。彼は自らの手は決して汚さない。下っ端が捕まろうとも自身に疑惑が及ぶことは決してない…。

 

そんなモリアーティを中心とした組織をホームズはとうとう突き止めたのだった。そして同じく天才的頭脳を駆使して周囲に網をはり、3日後には全員が警察の手によって逮捕されるところまでこぎつけた。

 

しかしその網に気づいたモリアーティはホームズの住むベーカー街221Bにやってきて、手を引かなければ君は破滅だと脅す。しかしホームズはそれに屈することなく、そこから命を狙われ続けている。

 

警察が動けるようになる3日後まで、ワトソンと共に大陸の方へ身を隠すことになった…。

 

 

 気になる事件はありましたか?

以上が『シャーロック・ホームズの思い出』に収録された短編作品!個人的には白銀号事件とマスグレーブ家の儀式が好きです。短編は気軽に読めて良いですね。

 

シャーロック・ホームズの冒険』続いて『シャーロック・ホームズの思い出』と短編を読んできて、ホームズ作品に慣れたな!と思ったら、長編『緋色の研究』を読むのも良いですし、もう一度短編『シャーロック・ホームズの帰還』を手に取るのも良いですよ(^^♪