推理小説読んでみる?

ミステリー初心者の方にもきっと楽しんでもらえる、有名な推理小説を敷居低めに気楽に♪ご紹介します。

🔰推理小説初心者におすすめの超有名作品15選

ミステリ―初心者におすすめ!まずは何から読む?

本棚

推理小説を読んでみたいけど、あまりにもたくさんあって何から読むか迷ってしまう…。そんなあなたに、もう読むことに意義があるくらい超有名な作品を気軽にざっくりご紹介します。

 

斯く言う私もまだまだ初心者。なんやねん頼りないわ~と思われるかもしれませんが、同じ初心者だからこそ、初心者の気持ちがわかる!同じ初心者向けの作品を紹介できる!

 

と言うことで、ちょいと私の好みも出てしまってるかもしれませんが…。

とりあえず読んどこうかなってくらい気軽に手にとってみてほしいです。

紹介してる順は特に意味ありませんので、お好きなものから楽しんでください。

 

1.そして誰もいなくなった

U.N.オーエンと名乗る人物から招待され、孤島に集まった10人の男女。一見なんの関係性も見られない客たちが、童謡になぞらえて次々と殺害されていく!そして……。

 

ミステリの女王と謳われるアガサ・クリスティの名作。クローズド・サークルや見立て殺人の代表作としても有名です。ミステリ―好きに知らない人はいない『そして誰もいなくなった』、これから推理小説を読む初心者ならもう読むしかありません!お願い!面白いから読んで!めっちゃ好きなんですこれ。

 

 

↓もう少し詳しくあらすじと感想を書きました。

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

2.十角館の殺人

ある孤島に集まった大学のミステリ研究会のメンバーたちを次々と襲う連続殺人。一方本土では、同じ研究会メンバーだった少女の事故死に関する告発状が…。犯人は一体?

 

新本格という言葉が生まれるキッカケとなった作家、綾辻行人のデビュー作である『十角館の殺人』。その後も続く館シリーズの第1作目で、とりあえず読んでおいて損はありません!というか必読!

1.で紹介した『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品でもあります。

 

あまりに有名な”一行”の衝撃、今でも忘れられません。貧弱な記憶力の私でさえ忘れられません。できれば一度記憶を消してもう一度読み直したい。見事なまでの、やられたぁぁぁぁ!という感覚、脳がしびれます。

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

3.迷路館の殺人

舞台はまさに迷路のような、不可思議な館。推理作家界の巨匠、宮垣葉太郎に招待された客たちを待ち受ける見立て殺人事件!

 

これまた綾辻行人作品、館シリーズの3作目。2作目を飛ばして紹介していますが、ぜひ順番に読んでください。作中作というスタイルで展開するストーリー…テンション上がります。見立て連続殺人、クローズド・サークル…これはご飯軽く3杯はいけますねぇ…。

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

4.仮面山荘殺人事件

8人の男女がとある山荘で避暑を楽しむ予定だったところに2人の強盗が侵入。逃げられない山荘内で殺人事件が起こってしまう。しかし、状況的に犯人は強盗たちじゃありえない!

 

『仮面山荘殺人事件』、これが面白いんです。読みやすくて初心者にも優しいミステリー。それでいてめっちゃミステリーしてます。

強盗が犯人ではありえない?え、どゆこと!?疑心暗鬼にもなりますよね。さぁ、思いっきり騙されてください。スカッと!

 

知名度や人気で言うと実写化された「加賀恭一郎シリーズ」や「ガリレオシリーズ」とかの方が上だと思いますが、個人的には『仮面山荘殺人事件』が一番好きです最高傑作だと思っています。

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

5.そして扉が閉ざされた

遊び仲間の咲子が不審な事故死を遂げて3か月、彼女の母の手によってシェルターに閉じ込められた4人の男女。必死に脱出を試みながら、不審な事故の真相究明が始まる!

 

岡島二人(おかじま ふたり)によるクローズド・サークルもの、『そして扉が閉ざされた』。登場人物が少ないのでわかりやすい、読みやすい!まさに推理小説初心者にもうってつけの有名作品。

 

探偵は登場しませんが、閉じ込められた方々が奮闘します。密室で推理された事件の真相、ぜひご自身の目でお確かめください。ミステリーにはまっちゃってください。

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

6.皇帝のかぎ煙草入れ

向いの家で起きた、婚約者の父殺害の容疑をかけられた美しい女性、イブ・ニール。彼女はその時、自分の寝室に侵入してきた前夫と一緒にいたため犯行は不可能でありながら、身の証が立てられない…!

 

密室の王者なんて異名を持つジョン・ディクスン・カーの、『皇帝のかぎ煙草入れ』は翻訳モノですが、結構読みやすくて面白いです。古典ミステリーにも触れておきましょうぜひ。

 

しかもミステリの女王アガサ・クリスティに、”さすがの私も脱帽した”なんて言わしめたとなれば読むしかないじゃないですか!急いで購入すべし!

アガサ・クリスティでさえ脱帽となると、私のようなポンコツなんてもうどう表現すれば良いのかわからない。ひれ伏しても足らない気がするので、とりあえずここでおすすめしてみます。

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

7.シャーロック・ホームズの冒険

人気の高い、赤毛連盟「まだらの紐」、ホームズがまさかのアヘン窟から登場する唇のねじれた男などが収録されています。1話目のボヘミアの醜聞には、ホームズがあの女性(あのひと)と呼ぶ美しい女性、アイリーンアドラーが登場。見所てんこ盛り。

 

シャーロック・ホームズの冒険』は、シリーズの中で一番初めに読むのにおすすめです。これを読めばホームズの活躍や魅力が存分に堪能できます。かっこいいですホームズ。まさに名探偵。

 

それに短編なのでとっつきやすい!これが面白かったら次は、短編なら『シャーロック・ホームズの思い出』、長編なら『緋色の研究』をどうぞ。『緋色の研究』はホームズと相棒ワトソンの出会いも描かれていますよ~(*‘∀‘)

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

こちらでシャーロック・ホームズシリーズの読む順番ご紹介していますので、必要な方はぜひチェックを('ω')ノ ⇩

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

8.占星術殺人事件

とある画家が自宅のアトリエで殺された。6人の女性の遺体を一部分ずつ切り取り組み合わせ、完璧な女性の体”アゾート”を作り上げるという不気味な手記を残して…。その後、6人の若い女性たちが行方不明となり、事件は迷宮入りとなったが!?

 

不気味~猟奇的~でも!読者への挑戦とか、大丈夫かなこの人ヤバくない?ってくらい個性的な名探偵の活躍とか、ハッとさせられるトリックとか…お楽しみポイントも満載。島田荘司による本格ミステリー『占星術殺人事件』、これは読んでおきましょう。もう最高です。必読としか言えません。

 

作者・島田荘司からの挑戦を受け、必死に考えるけど犯人なんて見当たらない不可能やん、こんなん無理やん、わからんやん…となったところで御手洗潔が事件を解決。凄すぎて思考回路はショート寸前どころか完全にショート。

 

ただ、あまりにも有名過ぎてトリックを知てしまっている可能性が…。

【注意】最初の40ページはかなり意味不明で苦痛を感じるかもしれません。そこを抜けたら面白くなってくるはずなので、諦めないで(´_ゝ`)

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

9.ロシア紅茶の謎

殺害された動物園飼育員の残した暗号解読に乗り出す「動物園の暗号」や、有名作詞家が毒殺されるが毒物も容器も残されていない不思議な事件でタイトルにもなっている「ロシア紅茶の謎」などを収録!

 

斉藤工窪田正孝主演でドラマ化されたことで、なんとなくご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。有栖川 有栖(ありすがわ ありす)による『ロシア紅茶の謎』、短編で気軽に読めて面白いんです。有栖川有栖と言えば、綾辻行人と並んで、新本格派の第一世代のお方ですね。さすがに面白い。

 

また探偵役を務める火村英雄がかっこいいんですよね~(´▽`)相方アリスとのやりとりも楽しい。魅力的なキャラクター火村英生とアリスのコンビが好きなだけでも読めてしまいそう。

 

ももちろん、ちゃんとミステリーなんですよこれが。事件も面白いんですよこれが。短編なので事件の解決までもテンポ良くてサクサク読めますよ。

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

10.僧正殺人事件

マザーグースの「コックロビンの死と葬い」と不気味なほど一致する殺人事件が起こる。現場の郵便受けからは、そのことをほのめかす内容のメモ、そして”僧正”という署名が残されていた…!

 

s・s・ヴァン・ダインによる『僧正殺人事件』、ミステリーファンとしては見逃せない見立て殺人事件です!!ヴァン・ダインという名は、海外ミステリー好きなら絶対知っているほどに有名。古典的ミステリってやつですね(・∀・)♪読んで損はないと思います。

 

マザーグースの童謡に見立てて殺人事件…ミステリー好きなら思わず、おかわり!!と叫びたくなるキーワード。ちなみに、僧正というのは宗教的なもんではなくって、チェスの駒の”ビショップ”のことです。宗教は無関係ですよ~。

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

 11.Yの悲劇

変人、奇人ばかりで有名なハッタ―家の主人ヨーク・ハッタ―が毒を飲み自殺、海で死体となって発見された。その後ハッタ―家で突如起こった毒殺事件。一家を襲う惨劇に、元シェイクスピア俳優のドルリー・レーンが乗り出すことに!

 

エラリー・クイーンの人気作『Yの悲劇』。探偵役の人物の名前から”ドルリー・レーン 悲劇四部作と呼ばれる『Xの悲劇』『Yの悲劇』『Zの悲劇』『レーン最後の事件』の第2作目なんですが、この4作品の中でもかなり高い人気を得ています。特に日本国内で。

 

なぜそんな物を凶器に使ったのか、一体誰が犯人なのか…”Yの悲劇”というタイトルがとても印象深く感じる、そんなラストを迎えます。私のくだらない貧困なボキャブラリーで構成された感想を聞いてくれる友達がいないのが切ない。仕方ないから今日も一人で孤独にパソコンをひらきキーボードを叩く('ω')

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

12.倒錯のロンド

渾身の力作、推理小説新人賞の受賞を確信していた「幻の女」が盗まれた。その上、違う作者名で作品が受賞してしまう!原作者と盗作者の駆け引きの結末は!?

 

叙述トリックの名手と謳われる折原一(おりはら いち)作品、最初に読むならやっぱり『倒錯のロンド』が読みやすい!そしてまさに”倒錯のロンド”というタイトル通りの展開と結末。面白かった…。

 

叙述トリックと構えて読んでいるはずなのに、思い切り騙されるって凄くないですか。もう騙すよ?という宣戦布告されているわけです。言わばネタバレ状態です。上がったハードルを軽々と超えいてく感じ…。叙述トリックの名手恐るべし。

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

13.魍魎の匣

1952年、昭和27年、中央線武蔵小金井駅で起きた美少女が転落事件、武蔵野で起こる連続バラバラ事件、巷で噂の穢れ封じ御筥様…。深まるばかりの謎に古本屋の主、京極堂が関わることに…。

 

読みやすいのか、なんてことを考え出して紹介すべきか悩んだ京極夏彦の『魍魎の匣』。個人的には大好きで、ぜひ一度この作品に触れてほしい…|д゚) ので、ご紹介します。

 

この百鬼夜行シリーズ、妖怪の類の名が度々登場するんですが、結末として”妖怪の仕業だったんだ!”なんて結末はないのでご安心を。

 

推理、でなく憑き物落としという手法で、京極堂は事件を解決します。あと、コレ物語的に関係するの?みたいな部分が長いんですね、京極堂の膨大な知識からくるうんちく的なものが!でも、読み終わると無駄じゃなかったとわかります。見事なまでの伏線回収にしびれます。読後はしばらく余韻にひたります。

 

合う、合わない、人それぞれだと思いますが…私と同じくハマったそこのあなた、京極夏彦の世界へようこそ。もうここからは出られません(・∀・)ニヤニヤ

 

【注意】『魍魎の匣』はシリーズ第2作目となります。シリーズで一番おすすめなのでご紹介しておりますが、ぜひ1作目の『姑獲鳥の夏』を読んでから楽しむことをおすすめします。

 

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

14.儚い羊たちの祝宴

米澤穂信の短編5作を収録した『儚い羊たちの晩餐』。作者がラスト1行の衝撃にこだわった作品です。

 

短編それぞれの事件は無関係ですが、裕福な家庭の関係者であること、一部の登場人物”バベルの会”と呼ばれる読書サークルに関わっていることが共通しています。確かにどれもラストでひっくり返される!そんな一行にこだわり抜かれている!面白い。短編なので、何度もその一行を楽しめるのも良いですね。

 

推理ものって言うよりは、ちょっと奇妙なお話が楽しめるミステリー、の方がしっくりくるかも。最後にヒヤッとする感覚がまたいい感じ(; ・`д・´)

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

15.すべてがFになる

幼いころに犯した殺人により、孤島に建つハイテク研究所で隔離状態で生活を送る天才工学博士、真賀田四季(まがた しき)。誰も出入りできないはずの彼女の部屋から突如ウエディングドレスを身にまとい、無残にも手足を切断された死体が現れて…。大学助教授の犀川創平と類まれなる計算能力を持つ西之園萌絵がこの難事件に挑むことに!

 

森博嗣(もりひろし)によるS&Mシリーズの第1作、『すべてがFになる』。めちゃくちゃ理系。知識がない私にとっては展開も結末も全く予想できず!謎も解けず!あまりに天才すぎる人の思考は、一般人の常識や理解の範疇をこんなにも超えているものなのか…と!

 

紹介しておきながらなんですが、実は私はあまり好みではないです。でももちろんこの作品を好きな人はとてもたくさんいるし、たくさん読まれるのはそれだけの面白さがあるわけで、実際よくおすすめされている有名作品なのです。だから、せっかくの本との出会いを単に私の好みだけで…ってのは、アレ、ほらなんかアレだな!とご紹介させて頂きました。 

 

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

気になる作品はありましたか?

以上、推理小説初心者におすすめの超有名作品15選でした。

 

気になる作品はありましたか?いくつか古典的な海外作品もご紹介しましたが、翻訳物が苦手に感じるかもしれません。ちょっと硬く感じたり、イメージわかないものが出てきたり。とりあえず読んでみて、読みづらいなって思ったら気にせず読みやすい他の作品へシフトすれば良いと思います。

 

読むことに意義があるくらい有名だとしても、せっかくの読書タイムが苦痛になってしまったり、推理小説を嫌いになってしまったりする方がモッタイナイ。

気軽に手に取って、気楽にリラックスして楽しんでみてください('ω')♪♪