推理小説読んでみる?

ミステリー初心者の方にもきっと楽しんでもらえる、有名な推理小説を敷居低めに気楽に♪ご紹介します。

たった一言がキーになる『皇帝のかぎ煙草入れ』あらすじ&感想

皇帝のかぎ煙草入れ

当たりはずれが大きいと言われるディクスン・カー。これは当たりの方です!『皇帝のかぎ煙草入れ』。とりあえず読んどきましょう。

 

~あらすじ~

フランスのラ・バンドレット地方す住む美しい婦人、イヴ・ニールは夫ネッド・アトウッドの浮気が原因で離婚。しかしネッドは美しいイヴを諦められずにいた。

その後イヴは向いの家に住むトビィ・ロウズと出会い、やがて婚約。ロウズ家はすぐにイヴを受け入れてくれたのだった。

しかしある晩ネッドがイヴの寝室に侵入し、追い返そうとするその最中、窓から向かいのロウズ家の父、モーリス・ロウズが殺害されていることに気がつく。

後日イヴはモーリス卿殺害の疑いをかけられ、状況証拠は完全にそろってしまい窮地に立たされる。イヴの唯一のアリバイは前の夫、ネッドと寝室にいたことのみだったため、身の証は立てられない…。その上、ネッドはイヴに追い返された際に負ったケガにより脳震盪で意識不明となっていたことも発覚し、証言を得ることも不可能になってしまう。

まさに絶体絶命!一体誰が殺したのか。なぜイヴに不利な証拠ばかりが出てくるのか…!???

 

~感想のような雑記のようなもの~

私なら、いやいや犯人じゃないし、前の旦那、あいつ不法侵入してきやがった!とか必死に訴えますね、とりあえず。(だからどうした)

当然今とは時代も違いますし、イヴの新しい婚約者のトビィは悪い人ではないものの、そういったものに旧弊的というか、女性はこうあるべき的なところがある人物なので、言いたくなかったでしょう。せっかく迎え入れてくれたご家族の目も気になりますしね。

その上、後にネッドがまさかの意識不明の状態で、証言を得ることもできなくなって…。絶体絶命(;゚Д゚)ウオォ…!

 

この作品で探偵役を務めるのが、警察の相談役の精神科医、キンロス博士。彼はイヴが容疑者であるということに疑問を持ち、警察に矛盾を突き付けてくれます。

いろんなことを考えながら読みましたが結局途中で考えることを放棄し、ただただハラハラとページをめくり、謎を追いました( ゚Д゚)

そしてキンロス博士が事件を解決するラスト…騙された。騙されました。なるほどな!と。全く気づきもしませんでした。

まさか、違和感もなく通り過ぎたたった一言が…!!事件解決のキーになるのか!みたいな驚き。

ネタバレになるのであまり核心的な部分は書けなくて、とりあえず読んでくださいとしか言えないのがもどかしい…(゜-゜)

 

全てを知ってから読み返して、あ、この台詞は捉え方によっては…とかいろいろ発見が楽しかったです。伏線探しに読み返すのも、楽しみの1つですね~('ω')ノ

 

ところで、かぎ煙草ってなんぞ?と思った方はいらっしゃいませんか。私は全然知らなくて、なんかタバコのあれでしょ仲間なんでしょ普通に。くらいに適当に理解もせず読んどりました(笑)

 

あとでかぎ煙草を調べてみると、古~い、鼻の穴に入れて直接嗅いで楽しむタバコらしいです。細かい粉末みたいなやつを鼻から吸って嗅ぐみたいな感じ。手のひらをグッと広げると、親指から手首の線上に、くぼみができまして。そこにかぎ煙草を入れて吸引したりする方法もあったそうな。

 

だから人体におけるそのくぼみ部分を”解剖学的かぎ煙草入れ”と呼ぶんだそうです。本当ですよ!嘘じゃないですから信じてください(; ・`д・´)

まぁこれは思い切り余談です、すみません!

 

個人的にはおすすめしたいお気に入りの作品です!!翻訳ものなので、多少言葉が硬く感じることはあるかもしれませんが、比較的読みやすかったのでぜひチャレンジしてみてください♪

分厚くもないので、とりあえず読んでみよって気軽に楽しめるんじゃないかと('ω')ノ

 

↓旧訳版

↓新訳版

 

こちらの記事でおすすめ作品をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね('ω')

kirakunimystery.hatenadiary.jp