推理小説読んでみる?

ミステリー初心者の方にもきっと楽しんでもらえる、有名な推理小説を敷居低めに気楽に♪ご紹介します。

実写映画化、アニメ化された『魍魎の匣』って?あらすじ&感想

魍魎の匣

堤真一主演で2007年に実写映画化され、翌年2008年にはアニメ化もされた『魍魎の匣』は京極夏彦による百鬼夜行シリーズの第2作目!

 

個人的には1作目の『姑獲鳥の夏』よりもお気に入りで、推理小説初心者におすすめの、まず読みたい15作品でもいきなり『魍魎の匣』をご紹介しているんですが、順番としてはやっぱり1作目から読む方がわかりやすいとは思います('ω')ノ

 

サクサク読めるとは言えませんが、一度は触れてみてほしい作品です!

 

アニメについてもちょっぴりご紹介します!

 

シリーズの順番に関しては、どうぞこちらを参考にご覧ください↓

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

~あらすじ~

1952年、昭和27年。中央線武蔵野駅で起きた美少女転落事故。その美少女の名前は柚木加菜子。

 

たまたま事故のあった列車に乗り合わせていた刑事の木場修太朗は、唯一の目撃者であり友人である楠本頼子を連れて加菜子の運ばれた病院へ向かい、そこで女優の美波絹子こと加菜子の姉、柚木陽子と出会う。陽子は”加菜子を死なせはしません”と言い切り、自らが懇意にしているという名外科医のもとへ加菜子は搬送され、集中治療を受けることになった。

 

その頃武蔵野で起こっていたバラバラ事件を雑誌記者の鳥口らと共に追っていた小説家の関口巽は、道に迷い不思議な”匣”のような建物へたどり着く。そこは加菜子が搬送された名外科医、美馬坂(みまさか)のいる研究所だった…。

 

匣にぴったりと入った美しい娘、箱を祭る穢れ封じ御筥(おんばこ)様、そして武蔵野連続バラバラ事件……。不可思議な事件に関わった人々が、皆一様に京極堂こと中禅寺秋彦のもとへ。京極堂は果たして、”憑き物を落とす”ことができるのか!?

 

感想のような雑記のようなもの

ん~~~やっぱりあらすじだけでも複雑!私の持っている分冊文庫本では、それぞれは分厚くありませんが、上・中・下の全3冊にわたります。約1060ページです。

でも!これが面白いんです!この長さを読み切った疲労感と達成感は清々しい。それに、ハマってしまってからそんなに長さが気になりません。

 

 

この『魍魎の匣』の中では、みな一様になにか”はこ”にとり憑かれているというか…やたらと”はこ”が登場。百鬼夜行シリーズの特徴でもある、オカルト的な要素もふんだんに盛り込まれています。なんせタイトルに、魍魎って入ってますからね!

 

しかし!この『魍魎の匣』も、妖怪のせいなのね?なんてことはございませんのでご安心ください。妖怪や伝承と言ったものは確かにストーリーや事件に関わってはいるんですが、だからと言って事件を起こしたものやトリックを、妖怪だ幽霊だなんてもののせいにして無理矢理解決するような無茶な作品ではありません。

 

 

平凡な美少女転落事件から物語は始まり、穢れ封じ御筥様、武蔵野バラバラ事件、そして匣にぴったりと入った娘…あまりに不思議で不気味な事件が複雑に絡み合う事件の背後にうごめく魍魎…。一体これをどうやって収束に導くんだ!と何度も脳内で叫びながら読み進めました。

 

そのワケが分からない複雑な物語を唯一見通し、収束に導いていくれる探偵役は… 『姑獲鳥の夏』に続き、古本屋を営み周囲からは屋号で”京極堂”と呼ばれる男、中禅寺秋彦

 

京極堂の家業は神社の宮司であり、副業は祈祷師の一種、憑き物落としをする拝み屋なので、捜査や謎解きとかではなくって、”憑き物を落とす”と言います。

 

これまた前作に負けないほどの知識量、情報量。私のスカスカの頭にすら収まり切りませんね…いや、スカスカだからダメなんですね…(´ー`)

 

京極堂のうんちく、詭弁(きべん)とも呼ばれる知識の披露が相変わらず長いです。凄いです。半端ないです。あ~なんの話してて、この流れになったんだっけ~?と訳がわからなくなってきますが、最後はしっかりとまとまるんですねコレが!

 

誰かがなにかしら京極堂のもとへ相談に行くと、彼の回答はやたら遠回りして遠回りして無駄に感じるのに、結論的にはもちかけた相談の答えをスッキリ理解できるようになっていたり…。要するに、”無駄がない”んです。めっちゃ長いのに無駄ではなくて、どれもこれも必要な知識だったり物語を理解するための土台になっていくんです。京極夏彦の脳内がどうなっているのかぜひ見てみたい…|д゚)

 

 

そして京極夏彦作品らしい分厚さ。約1060ページの本、想像してみてください。

 

鈍器…?

 

そう、もはや鈍器だと思っています。しかしそれでいて、いっさい伏線を残さないところがまた2作目の『魍魎の匣』でも素敵でした。これだけ入り組んだ、長くて膨大な情報量の作品内に張り巡らせた伏線をよくもまぁ全て回収できるな!と。

 

あまりに見事な伏線回収にテンションが上がってしまいますね。それに、私が一番好きな登場人物、探偵の榎木津 礼二郎が今回も見事にぶっ飛んでて最高でした。榎木津ファン、多いと思うんですよね~(^^)

 

 

京極夏彦ワールドに踏み込んだ私は『姑獲鳥の夏』で心を惹かれ、『魍魎の匣』で完全にはまりました。どっぷりと。

 

私と同じく独特の雰囲気にはまった方、ようこそ。

そして、どうぞ続編の『狂骨の夢』もお楽しみください。

 

↓文庫版

↓分冊文庫版

  

映像化作品も良いですよ♪

上記でご紹介した『魍魎の匣』、実写映画化とアニメ化もされておりますので、そちらもご紹介しておきます!

 

本を読んでからだと、文章から自分で作り出したイメージと違うなぁ…なんてこともあるかもしれませんが、本は本、アニメはアニメ、実写は実写!気にせず楽しむのが良いでしょう。

 

アニメや映画など映像化の良いところは、本で読むほど細かくなくともやはり理解しやすいところ♪

 

アニメは全13話、ワンクールで完結するので短めにまとまっていて見やすいです。本ではちょっととっつきにくいと感じたときに、気楽にアニメで見てから読むと理解しやすかったりして良いかもしれませんね(*´з`)

 

実写映画は堤真一が演じる京極堂阿部寛が演じる榎木津、椎名桔平演じる関口巽…そのほか個性的なキャラクターも有名俳優や芸人が好演(^^♪『魍魎の匣』の世界を表現しております。

 

京極堂のうんちくをセリフにしたら恐ろしいなぁ…なんて思っていましたが、さすが堤真一!かっこよかった…(私は堤真一ファンです…阿部寛も好きです…知らねえよって話ですゴメンナサイ…!)

 

本から楽しむも良し、アニメや映画を楽しんでから本を読んでみるも良し!お好きな方からどうぞお楽しみください。私は何も考えず、本→実写映画→アニメの順でした。

 

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もちろん他にもたくさんの作品が見られますので、まずは無料でお試しをしてみて、お気に召せばそのままご利用頂けば良いのではないかと思います!(^^)!

(無料トライアルは初めての方限定なのでご注意くださいませ。ただし、リトライキャンペーンというメールがくれば、再度31日間無料トライアルが楽しめます。)

 

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毎月2.000本以上が更新されていて、120.000本以上の作品が用意されていますので、『魍魎の匣』に限らずいろんな作品を楽しめます。

 

ただ、もう一つ注意点がございまして、作品によって”見放題”と表記されているものと、ポイントやレンタル販売などと表記されているものがあります。

 

見放題はトライアル中もそのまま無料で見放題ですが、その他は都度課金作品と言って、購入するとその分お金がかかります。

 

ポイント、ポイントOKという表記がされている作品は、所持しているポイント分割引で観られます。トライアルでは加入特典として600ポイント貰えるので、見放題作品と600円までのポイントOK作品が無料で観られますね。

 

他にも同じようなオンラインレンタルサイトがありますが、好きなアニメがあったので、私はU-NEXTの無料トライアルで楽しみました。