推理小説読んでみる?

ミステリー初心者の方にもきっと楽しんでもらえる、有名な推理小説を敷居低めに気楽に♪ご紹介します。

『シャーロック・ホームズの冒険』本で読んだとある?あらすじ紹介

シャーロック・ホームズの冒険』 本で読んだことありますか?

シャーロック・ホームズの冒険

 

名探偵シャーロック・ホームズの名は、知らない人はいないくらい有名ですね。しかしそんなホームズの活躍、本で読んだことがある方は意外に少ないかも。ドラマや映画もたくさん制作されていますが、原作になった本を読むと一層わかりやすくて楽しめますよ~。

 

そして初めてシャーロック・ホームズシリーズを読むのなら、まずは気軽に短編で!『シャーロック・ホームズの冒険』がおすすめ。短編なので読みやすく、赤毛連盟「まだらのひも」など、有名な事件も収録されています!(^^)!

 

こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

kirakunimystery.hatenadiary.jp

 

目次

  • ボヘミア王のスキャンダル
  • 赤毛連盟
  • 花婿の正体
  • ボスコム谷の惨劇
  • 五つのオレンジの種
  • 唇のねじれた男
  • 青いガーネット
  • まだらのひも
  • 技師の親指
  • 独身の貴族
  • エメラルドの宝冠
  • ぶな屋敷

 

ボヘミア王のスキャンダル

ホームズが唯一”あの女(ひと)”と呼ぶ特別な女性、アイリーン・アドラーが登場。美しく、そして心は強くてたくましい…そんな女性ですが、ホームズは恋愛感情は持っていない様子。

 

ちなみに、高校生がちっさくなっちゃって事件を解決するアニメに出てくるキャラクター、哀ちゃんのモデルになった人でもありますね(*´з`)

 

~あらすじ~

ホームズのもとを訪れたボヘミアの王は、この度家風の厳しい他国の王族の娘と結婚することになったため、スキャンダルを恐れ、5年前ワルシャワに滞在していたときにアイリーン・アドラーという女性と2人で撮った写真を取り返してほしいと相談をもちかけた。

 

 

赤毛連盟

ホームズ作品の中でも人気のある短編の1つですね。私も好きです「赤毛連盟」。赤い髪の男だけが入れるって連盟って何ぞ…(; ・`д・´)と、初めて読んだときから印象的でよく覚えています。

 

~あらすじ~

ホームズのもとへ相談にやってきたのは、燃えるような真っ赤な髪色をしたジェイブズ・ウィルスンという男だった。

 

彼は最近、大金持ちの赤毛の男が創立した赤毛連盟という、健康な赤毛の者だけが入会を許され、簡単な仕事で高額な給料をもらうことができる少し不思議な連盟に入会していた。

 

無事に仕事をこなし8週間が過ぎたある日、いつも通り事務所へ向かうと鍵がかかっており、”赤毛連盟は解散”したと書かれた張り紙がされていたのだと言う…。

 

 

☆花婿の正体

幸せな結婚を目前に、なぜか姿を消してしまった花婿!なんてこった。花嫁には、絶対裏切らないなんて約束までさせておいて、何があったんでしょうか|д゚)

 

~あらすじ~

ホームズのもとに、メアリー・サザーランドという女性が訪れた。彼女はホズマー

・エンジェルという男性と出会い婚約したのだと言う。

 

式の当日別々の馬車で教会へ向かった際、後から到着した馬車からいつまでたったも彼は降りてこない。しばらくして御者がのぞき込むと、中には誰もいなかった。ホズマーは姿を消したのだ。

 

 

☆ボスコム谷の惨劇

ワトソンは、ホームズから捜査に同行しないかという内容の電報を、30分で用意しないと間に合わないタイミングで受け取ってもちゃんと間に合わせて出発します。軍隊生活で素早い用意ができるそうです('ω')

 

~あらすじ~

ボスコム池のほとりで、チャールズ・マッカーシーという男が殺された。事件の直前、森の猟番がマッカーシーの息子、ジェームズの姿を目撃し、管理小屋の少女が親子で大喧嘩をしているところも目撃していたために彼は逮捕されたのだ。

 

ジェームズは容疑を否認しながらも、父親との喧嘩の理由は頑なに口を閉ざしていた。そしてホームズのもとへ、マッカーシーに敷地を貸していた農場の主の娘、アリス・ターナーからジェームズの無実を証明してほしいと依頼が舞い込んだ。

 

 

☆五つのオレンジの種

オレンジの種…柑橘系のさっぱり爽やかな香りが漂いそうなタイトルですが、全然そんなことはありません。怖い事件の種なのです。

 

~あらすじ~

嵐の夜、ジョー・オープンショーという男がホームズのもとへ訪ねてきた。彼は、自身の伯父の身に起こった事件について相談を持ち掛けたのだ。

 

自身を引き取り可愛がってれた伯父宛てに、五つの乾いたオレンジの種とK.k.Kと殴り書きされた手紙が届いた。伯父はそれ以来さらに酒におぼれて取り乱し、自室に引きこもるばかり。

 

そしてある夜、いつものように酔っぱらって家を飛び出したきり帰ることはなく、翌日庭の端の小さな池で死んでいたのを発見されたのだという…。

 

 

唇のねじれた男

この事件も面白かった~~好きなお話です。それに、冒頭部分でのホームズの登場にもびっくりでした( ゚д゚)ホームズはネビルはもう亡くなっているのではないかと捜査しますが、妻の夫は絶対に生きていると信じているようで。

 

果たしてネビル・セントクレアの身になにがあったんでしょう?

 

~あらすじ~

仕事に行っているはずの夫、ネビル・セントクレア氏の姿をアヘン窟の3階の窓に見かけた妻は、夫がなにやら興奮した顔で慌てており、後ろから引っ張られたかのように姿を消してしまったのを目撃した。

 

急いで3階へかけつけようとしたが、アヘン窟の経営者にはばまれてしまったため警官を連れてもう一度現場に向かったが、夫の姿はなく、そこに住んでいるらしい醜い顔の足が不自由なヒュー・ブーンという男がいるだけだった。

 

窓には血痕が残されており、ブーンは逮捕されたがネビルは見つからない。ホームズに来た依頼は、その夫を見つけてほしいというものだった。

 

 

☆青いガーネット

ガチョウが宝石を飲みこんでいた!?青いガーネットと呼ばれるその宝石は、ある伯爵夫人が大切にしていたもので、盗まれたことで懸賞金がかかっていたもの。なぜガチョウが宝石なんかを飲み込んでいたのでしょう…?

 

~あらすじ~

クリスマスの朝、守衛のピータースンが喧嘩の現場で拾った一羽のまるまる太ったガチョウと帽子を持ってホームズのもとを訪れた。

 

ガチョウの足にはヘンリー・ベイカー夫人へ というカードと、帽子にはH.Bのイニシャルがあったが、広いロンドン中から簡単には見つけ出せそうにもなかったため、ガチョウだけはピータースンが持ち帰って食べてしまうことになった。

 

しかしそのガチョウの餌袋から、ある伯爵夫人が盗まれて懸賞金を懸けている青いガーネットが飛び出してきた!

 

 

☆まだらのひも

1927年、ホームズシリーズを載せいていたストランド・マガジン3月号でコナン・ドイルはこの「まだらの紐」を短編第1位としていたそう。ファンの中でもかなりの人気作!安定の面白さです。

 

ただ、ちょっとトリックにツッコミどころが…。しかしそこも含めて、ミステリアスでオカルト的な印象を与えるストーリーが人気の所以なのでしょう。たぶんそうだと思う…('ω')

 

~あらすじ~

ヘレンとジュリア・ストーナーの双子姉妹は、母を亡くし義理の父グリムズビー・ロイロット博士と暮らしていた。母はかなりの遺産を残しており、それはロイロット博士にが管理しており、ヘレンとジュリアが結婚すれば、彼女たちが半分ずつ遺産を受け取れることになっていた。

 

2年前のジュリアの結婚が決まった頃、彼女は夜中に口笛が聴こえるとヘレンに漏らしており、結婚2週間前のある日、”まだらの紐”という謎の言葉を残して密室状態で死を遂げた。

 

最近ヘレンの結婚が決まると突如、家の改築が始まり自分の部屋が使えなくなったヘレンはジュリアが使っていた部屋で寝ることを余儀なくされたのだが、彼女もまた夜中に口笛の音を耳にしたことで恐怖に駆られ、ホームズのもとを訪れたのだった。

 

 

☆技師の親指

「技師の親指」、初めて読んだときは痛々しくてゾッとしました( ;´Д`)ハザリーが依頼を受けて連れていかれた場所を推理するホームズの冴えわたり具合がさすがでした。

 

~あらすじ~

ホームズと別居し開業医をしているワトソンのもとに、親指を切断された水力技師のヴィクター・ハザリーという男が治療に訪れた。

 

ハザリーは技師として起業したものの、客がほとんど来ずみじめな思いをしていたところへ突然やってきたライサンダー・スターク大佐という男から、内密にすることに念を押されながらも高額な仕事の依頼を受けた。

 

不自然なことが多い仕事内容ではあったが、高額な報酬を得るため仕事に赴き、そこで事件に巻き込まれたのだと言う。殺されかけたとろを命からがら逃げだし、親指を切断された状態でワトソンのもとを訪れ、ホームズに相談をもちかけることになった。

 

 

☆独身の貴族

式直前まで元気だった花嫁が、なぜかブーケを落として拾ってもらった一件以降妙に興奮気味で様子もおかしく、結局失踪してしまう…不思議な事件。訳によっては、花嫁失踪事件や、独身貴族、誇り高き独身者となっているものもありますよ~!(^^)!

 

~あらすじ~

セント・サイモン卿の花嫁となるはずだったハティ・ドーラン嬢が失踪してしまったとホームズに相談をもちかけた。

 

2人の結婚式の最中、一番前の席に見知らぬ男が座っており、ハティが退場する際に落としたブーケを拾ってくれたのもその男だったという。

 

しかし式の前までは元気だったハティはその一件以降、妙に興奮気味で様子がおかしくなっていた。そして朝食会の席で彼女はなにやら言い訳をして自室に帰ってしまい、そのまま姿を消してしまった、ということだった。

 

 

☆エメラルドの宝冠

作中のホールダー氏にエメラルドの宝冠を預けた人物は、当時のイギリス皇太子、エドワード7世であるとされているようです。確かに高貴。

 

そんな人物から預かった貴重な宝冠を、息子が盗んで捻じ曲げてしまったかもしれないという状況、恐ろしいですね(;'∀') 

 

~あらすじ~

大手銀行の頭取アレグザンダー・ホールダーは、ある高貴なお方からイギリスでも最も貴重だと言われるエメラルドの宝冠を担保に融資を頼まれる。ホールダーは預かった宝冠を自宅でしっかりと保管することにして持ち帰った。

 

ある晩その宝冠のある部屋から足音が聞こえ、中をのぞき込むと自信の息子がそれを手にし、思い切り捻じ曲げようとしているように見えた。

 

はめられていたはずのエメラルドも3つなくなってしまっていた。ホールダーは息子を犯人だと言うが、ホームズは別の真相をさぐっていく。

 

 

☆ぶな屋敷

冒頭でホームズは、大きな事件が起こる時代は過ぎ、犯罪者たちは冒険も独創性も失ってしまっていることを嘆いています。自分の能力を発揮できる仕事がないわけですね。そしてワトソンの書いている事件の記録をけなしています。八つ当たりでしょうか(笑)

 

そして持ち込まれた事件が家庭教師の仕事を受けるか否か、という手紙を受け取り大いに落胆。どん底の案件になるだろう、とまで言っていますが、この一見平凡な事件が実は非凡で面白い事件へと姿を変えるんですね~。

 

~あらすじ~

家庭教師の職を探して紹介所に通っていたバイオレット・ハンターは、ある日その事務所にいたルーカッスルという男から「これ以上の人はいない」と絶賛され、高額な年俸とその半分を前払いする形で、自身の住むぶな屋敷に来てほしいと言われる。

 

しかし、ハンターの美しいブロンドのロングヘアをショートヘアにすることや、服装にもこだわりがあると不思議な条件があり、その場では断ってしまった。

 

その後生活が苦しくなってきたとき、またもルーカッスルからさらに報酬を上乗せする用意もあるので再考してほしいという旨の手紙が届いた。悩んだハンターはホームズのもとに相談にやってきたのだった。

 

 

シャーロック・ホームズの冒険』以上12作品が収録されています

初めてシャーロック・ホームズシリーズを読む方にもおすすめな、『シャーロック・ホームズの冒険』に収録されている事件をご紹介しました。

 

ホームズの活躍を楽しめる人気の短編も多数収録されていますので、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?

 

もしも、面白い!次が読みたい!という場合は長編になりますが、ホームズとワトソンの出会いが描かれる『緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)』がおすすめです。やっぱり名探偵シャーロック・ホームズはかっこいい(*´з`)

私の写真の本は角川文庫のものですが、出版社によっては同じタイトルでも収録作品が変わることがあるので、ホームズ作品はどれも読みたい!という場合は同じ出版社のものでそろえるとスムーズでいいですよ。

 

私は新潮文庫の表紙が気に入って買うことが多かったのですが、子どもの頃のプレゼントだったりするものは全く違う出版社のものなので、短編がかぶっているものもあります^_^;