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ミステリー初心者の方にもきっと楽しんでもらえる、有名な推理小説を敷居低めに気楽に♪ご紹介します。

【推理小説おすすめ】必読!密室ミステリー小説19選!

密室ミステリ―が楽しめるおすすめ推理小説

鍵と手紙

 推理小説の魅力的な舞台装置、〔密室〕。謎に満たされ閉ざされたその空間で繰り広げられる事件の数々…表現が不謹慎ですがもうウキウキとワクワクが止まらない。それが密室系ミステリー。

 

そんな密室ものが読みたい方のために、密室で起こる謎を楽しめる推理小説を厳選しました。もちろん、どれも一度は読んでおきたい有名かつ定番のものばかりです。おすすめしたいものばかり。

 

そう、今回も初心者の私がまだ有名な面白いやつしか知らないからです、すいません( ̄ー ̄)しかし、だからこそ読みやすくて面白いものを選べるのです。それではいってみましょう。

 

 

1.時計館の殺人

綾辻行人と言えば、衝撃の一行で有名な『十角館の殺人』を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし今回のテーマは〔密室〕なので、〈館シリーズ〉から『時計館の殺人』を。

 

時計館の殺人』、シリーズの中でもなかなかのボリューム。しかしそんなこと気にもならないほど物語に、事件に、惹き込まれます。

 

個人的には『十角館の殺人』と並ぶお気に入り('ω')108個もの時計がコレクションされる館、少女の霊が出るという噂、雰囲気が良い。相変わらず見事なミスリードに踊らされます。

~あらすじ~

大手出版社に勤める江南孝明は、自身が担当するオカルト雑誌の取材のため、あの中村青司が時計館に取材に行くことになったことを伝えに推理作家、鹿谷 門実(ししや かどみ)のもとを訪れた。

 

10年前に亡くなった少女の霊が出ると噂されるその時計館で霊との交信を3日間泊りがけで行うことになり、2人を含める関係者たちが集まった。しかし、思いもよらない陰惨な殺人劇が幕を開ける…!

 

 

2. 46番目の密室

有栖川有栖の『46番目の密室』、タイトルからして密室ものですね。斎藤工 × 窪田正孝主演で映像化された『犯罪心理学者 火村英生の推理』というドラマで、有栖川有栖という作家さんを知った方も多いかもしれませんね。

 

46番目の密室は、そんなコンビ登場の第1作目!火村とアリスの掛け合いが好きなファンもたっくさんいらっしゃるでしょう。私もその1人。

 

ドラマで好きになった方も、有栖川作品を読みたいと思っている方も、まずは『46番目の密室』から読むのがおすすめです。

 

日本のディクスン・カーとも称される密室の巨匠が密室で殺されてしまうという、なんとも皮肉っぽい事件。周囲は雪の降りしきる別荘。うーん、良い。良い感じです。好きです。

~あらすじ~

これまでに45もの密室トリックを世に送り出してきた密室の巨匠・真壁がクリスマスに主催する集まりに参加するべく、北軽井沢の別荘を訪れたアリスと火村。

 

日本のディクスン・カーとも謳われる真壁は夕食の席で、現在46番目にあたる最後の密室ものを執筆しているという、事実上の引退を宣言したのだ。

 

だがその翌日、密室で暖炉に頭を突っ込んだまま息絶えた真壁の死体が発見されることになる。果たしてその密室は、真壁自身が考案していた46番目のトリックだったのか!?

 

こちらにも少し詳しく紹介してます。

有栖川有栖『46番目の密室』作家アリスと火村英生コンビが活躍 - 推理小説読んでみる?

 

 

3.斜め屋敷の犯罪

推理小説好きなら知らない人はいない、これから推理小説を読んでいきたいミステリー初心者にもはずせない、島田荘司作品。その中から、名探偵・御手洗潔が活躍する『斜め屋敷の犯罪』を。

 

思わずバカな!と叫びたくなるミステリ―バカミスとしても名高いミステリ―でして、私も初めて読んだときはそのトリックの衝撃にもれなく、バカな!と叫びました。このバカな!はもちろん良い意味ですよ。

~あらすじ~

北海道の最北端に斜めに傾けて建てられた奇妙な館、”流氷館”は、富も権力も持ち合わせるハマー・ディーゼルの社長、浜本幸三郎が趣味で建てたものだった。

 

流氷館へクリスマスパーティに招かれた客たちが集まったその夜、奇妙な密室殺人が起こる。パニックの最中、さらなる悲劇が起こってしまう…!

 

あまりに不可解。そして恐ろしい密室殺人に、占星術師・御手洗 潔が挑む。

 

こちらでも紹介してます⇩

島田荘司 驚愕のトリック 斜め屋敷の犯罪【バカミス】 - 推理小説読んでみる?

 

 

4.扉は閉ざされたまま

石持浅海の『扉は閉ざされたまま』は、密室ミステリ―としては変わり種かも。面白いのでおすすめ!

 

倒叙ミステリー"と呼ばれるミステリーで、犯人もトリックもわかった状態でスタート。”犯人視点”で物語が進みます。

 

そんなん面白い?と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかしこれが面白いんです。探偵や刑事が迫ってくるドキドキハラハラ感が半端じゃない!

 

いつの間にか、探偵役に腹立って来たりしますからね。犯人に感情移入してしまう、倒叙ミステリーあるあるです。

 

それと、『扉は閉ざされたまま』の特徴は、最後の真相解明まで密室の中に入らないこと。普通なら中に入って事件発覚、トリックは?犯人は?警察を呼べ!みたいな展開を予想しますが、そうならない。密室の外から中の様子を含めて推理が始まる変わり種です。

~あらすじ~

大学のサークル仲間7人が同窓会のために、とあるペンションに集まった。

そこでなら完璧な密室を作ることが出来る…計画を実行するにはぴったりの場所だった。伏見亮輔は客室の一室で後輩の新山を殺害し、密室を作り上げ扉を閉ざした…。

 

こちらでも紹介しますのでチェックしてみてください⇩

石持浅海のおすすめ!『扉は閉ざされたまま』をご紹介 - 推理小説読んでみる?

 

 

5.三毛猫ホームズの推理

赤川次郎の『三毛猫ホームズの推理』が読みやすい!読書にあまり慣れていない方も、重たくてヘビーなミステリーを読む気分じゃない時、読みやすくて良い感じなんです。

 

猫が事件解決に活躍するって、ちょっとおふざけかと思いきやミステリ―としてはしっかり楽しめます。

 

ユーモア溢れる会話や文章も読みやすさの一因でしょう。三毛猫のホームズは、わかりやすく表現すればコナン君みたいなアドバイザ―的な役回り。

~あらすじ~

羽衣女子大学の生徒が殺される事件が発生。血が苦手で女性恐怖症なダメ刑事、片山義太郎は捜査一課長の三田村からの命令で大学を訪れた。

 

文学部長の森崎と話をした結果、殺された女子大生が売春を行っていたと言うのだ。しかもそれは組織的なものであり、片山は潜入捜査にあたることになった。

 

森崎から預かった三毛猫ホームズと、大学の生徒の古塚雪子の協力を得て捜査を始めるも、文部学長の森崎が殺されてしまう!

 

 

6.密室殺人ゲーム 王手飛車取り

歌野晶午作品からは、『密室殺人ゲーム 王手飛車取り』。『葉桜の季節に君を想うということ』とか、ご存知の方も多いんではないでしょうか。同じ作家さんです。

 

この『密室殺人ゲーム 王手飛車取り』って、タイトルを見てなんとなく、ミステリーなんか…?と一瞬思えなくもないんですが、めっちゃ面白いんですね~。

 

すでに実行済みの殺人を、ネットを介して謎として出題しあう…怖いけど斬新。普通は動機だとか背景だとかがかなり語られたりするんですが、まるでゲームのようで、謎を解くことを思い切り楽しめると思います。

~あらすじ~

奇妙なハンドルネームの5人がネットを介して殺人事件の謎を出題しあう。しかし、出題される謎は出題者の手によってすべて実行済みのリアル殺人ゲームなのだ…。

 

 

7.白馬山荘殺人事件

どんな人にもおすすめしやすい東野圭吾作品からはまず『白馬山荘殺人事件』をおすすめします。マザーグースの歌に秘められた謎…とかもうミステリー好きはソワソワせずにいられません。そんな設定がまず素敵ですね~。

 

しかも密室殺人!ソワッ|д゚) 、読みやすくて読み応えばっちりの本格的なミステリーが楽しめるなんてお得感満載。素晴らしい。さぁ!気軽にいってみたってください!

~あらすじ~

1年前、「マリア様はいつ帰るのか」と不思議な言葉を残して兄の公一が死んだ。自殺とされるその死に疑問を感じた公一の妹ナオコは親友のマコトと兄の死んだペンション、信州白馬の”まざあぐうす”を訪れた…。

 

 

8.放課後

もいっちょ続いて東野圭吾のデビュー作!『放課後』。青春ミステリー小説みたいな感じです。伏線を綺麗に回収しているあたり、さっすが東野圭吾作品。これまた読みやすい。

 

しいて言うならちょっと動機に苦しさを感じなくはないですが…まぁそこも人それぞれ感じ方によっては驚き!かもしれない。犯人は最後までわからないし、ドキドキさせられるしで、思いっきり楽しくて面白かった('ω')ノ

~あらすじ~

私立清華女子高等学校のアーチェリー部顧問を務める前島は、最近命を狙われ始めていた。校長にも相談したが、事態は一向に好転しない。

 

しかしある日、更衣室で生徒指導部の教師が青酸中毒で遺体となって発見された。現場は密室状態。犯人も見つからないまま、次の事件が…!

 

 

9.七つの棺―密室殺人が多すぎる

お次は叙述トリックの名手・折原一が生み出した密室もの!『七つの棺―密室殺人が多すぎる』です。ミステリ―ファンを魅了してやまない密室を贅沢に詰め込んだ一作。

 

短編7話が収録されていて、全部密室ものなんです、どうですかこれ。堪らん!ミステリーファンには堪らんはずです!しかも短編だから気楽に読みやすいときてる。good。

~収録されている短編~

密室の王者

ディクスン・カーを読んだ男たち

やくざな密室

懐かしい密室

脇本陣殺人事件

不透明な密室

天外消失事件

 

 

10.密室の鍵貸します

東川篤哉の本格ユーモアミステリ―〈烏賊川市シリーズ〉の『密室の鍵貸します』。このシリーズめっちゃ好きです。終始笑いが込み上げてくる本格ミステリ―なんてなかなかないですよ!

 

ギャグもいっぱいでコミカルな会話、テンポも良いから最後まで飽きさせない。それに気を取られたら最後、伏線なんて見つけられないまま真相に驚かされます。ミステリー初心者にもおすすめしたいですね。

~あらすじ~

貧乏学生・戸村流平にとって、その日は最悪の一日だった。自分をふった元彼女が背中を刺され、4階から突き落とされて死亡。しかもその夜一緒にいた先輩も浴室で刺されて殺害されていた!

 

2つの事件の第一容疑者となってしまった戸村流平、一体どうなってしまうのか!?

 

 

11.密室に向かって撃て!

もいっちょ続きます東川篤哉の〈烏賊川市シリーズ〉の第2作目、『密室に向かって撃て!』。シリーズ通してギャグが多くて、ユーモアで溢れかえっていますので、こちらも見事な面白さ。

 

思わず込み上げる笑いも、罠かもしれません。密室の殺人事件が起こりますが、サクッといけます。重たくないので、ヘビーなのがしんどい時はぴったり!笑って本格ミステリ―を楽しみましょう。

~あらすじ~

烏賊川市警の失態により拳銃が持ち逃げされた。その銃によって、ホームレス殺害、名門・十乗寺家の娘さくらの婿候補の1人殺害…と次々事件が起こる。

 

花婿候補の調査を行っていた名探偵の鵜飼は弟子の流平を連れて、密室の謎を解き明かす!!

 

こちら同じく〈烏賊川市シリーズ〉のおすすめです。笑える本格ミステリ―⇩

コミカルなのに本格ミステリー『交換殺人には向かない夜』 - 推理小説読んでみる? 

 

12.刺青殺人事件

高木彬光(たかぎあきみつ)の『刺青殺人事件』(しせいさつじんじけん)。古典的な本格ミステリ―です。

 

時代背景は、第二次世界大戦後間もない頃で、密室殺人に三すくみの呪いや胴体のない死体…と怪奇的ですね~。好きな人はこれだけでもビビッとくるかもしれませんね。

 

時を経ても色褪せることなく読み継がれるだけの魅力が、やっぱりあります。名前とか、めっちゃ古風ですけどね。日本三大探偵と称される神津恭介の活躍、刮目して見よ!!!

~あらすじ~

昭和21年、刺青競艶会を見に来た松下研三は背中に大蛇丸の刺青を入れた絹江に惹かれ、彼女に呼ばれて自宅を訪れた。しかし、内側から鍵のかかった浴室で死体となった彼女を発見する。その死体は首と両手足だけで、胴体がなかった…。

 

 

13.姑獲鳥の夏

レンガ本、 読む鈍器(めっちゃ分厚い本)でお馴染みの京極夏彦のデビュー作『姑獲鳥の夏』。長い。長いんですが、とにかく綺麗で見事な伏線回収に驚かされます。

 

合間に挟まる京極堂の詭弁と言われる膨大な知識からくるうんちくなんかも、全く無駄にならない。ちゃんとストーリーにつながっています。

 

シリーズは毎回妖怪がタイトルになっているくらいで、妖怪は関わってくるんですが非科学的ではありません。『姑獲鳥の夏』を読んだら、ぜひシリーズ第二作の『魍魎の匣』も読んでみてください。これを読んでからシリーズの評価をしてほしい…!!

~あらすじ~

関口巽は友人の中禅寺秋彦に会うため、眩暈坂を上っていた。最近耳にした雑司ヶ谷の医院、久遠寺一家の奇妙な噂…娘が20カ月もの間身ごもったまま、その夫は密室から忽然と姿を消したという…。京極堂こと中禅寺秋彦ならこの謎を解き明かせるのではないかと思ったのだ。

 

しかし事件は思わぬ方向へ。それは関口の過去とも関わるものだった。「この世には不思議なことなど何もないのだよ」―――拝み屋京極堂が不可思議な事件に挑む。

 

百鬼夜行シリーズ〉の順番とか、『魍魎の匣』についてはこちらで⇩ 

【京極夏彦】読む鈍器!百鬼夜行シリーズ の順番はこれ! - 推理小説読んでみる?

実写映画化、アニメ化された『魍魎の匣』って?あらすじ&感想 - 推理小説読んでみる?

 

 

14.硝子のハンマー

貴志祐介による〈防犯探偵・榎本シリーズ〉第1弾『硝子のハンマー』。作者の貴志祐介は、映画化された『悪の教典』の原作を書いた方!と言えばわかりやすい?かな?

 

とりあえずホラーなどなど傑作をたくさん世に送り出した方です。硝子のハンマーも本格ミステリーとして本当に面白い。ジャンル問わず傑作を生みだすって凄い才能ですね。

 

密室トリックは圧巻ですね。二部構成になっていて、前半で事件発生と榎本&青砥コンビがトリックを解明する過程を描いています。後半では犯人視点で物語が進むので、所謂倒叙ミステリー”的な展開に。視点が変わって2つ分の物語を楽しんだお得感があります。

 

ん?倒叙…?と思った方は⇩ 

初心者のためのミステリー用語集! - 推理小説読んでみる?

~あらすじ~

12階建てオフィスビルの最上階3フロアを占める介護サービス会社の社長、穎原が殺害された。しかし事件現場となった最上階の社長室は、エレベーターに暗証番号、廊下の監視カメラとフロアには秘書たちがいる…という厳戒なセキュリティ網に守られていたはず。

 

唯一その網をかいくぐれる専務室にいた久永が逮捕され誰もが無実を信じない中、弁護士の青砥純子は防犯コンサルタントの榎本のもとを訪れる…。

 

 

15.狐火の家

 続きます貴志裕介の〈防犯探偵・榎本シリーズ〉第2弾!『狐火の家』。またも密室事件発生。密室ミステリーまとめなんで密室でしかるべきなんですけど。ちょっとホラーチックというか、ゾッとするようなトリックも楽しめますよ。

 

『狐火の家』は、第1弾『硝子のハンマー』で使われなかったトリックが使われているらしい短編集です。密室ばかりの短編集なんてワクワク。しかも短編は気軽に読めるから好き。通勤通学にもいい感じ。

~収録作品~

狐火の家

黒い牙

盤端の迷宮

犬のみぞ知る Dog Knows

 

 

16.鍵のかかった部屋

 もう一作貴志裕介作品をご紹介させてください。〈防犯探偵・榎本シリーズ〉第3弾『鍵のかかった部屋』。こちらも短編集なので、読みやすさばっちり。

 

謎解きに重点を置いてる印象です。これから読まれる読者の皆様にも、心置きなく謎解きを楽しんでほしいですね。

 

それにしても、第1弾からひたすら密室もの…どんな思考回路してたらトリックとかストーリー思いつくんでしょうね…。

 

私なんて小学生くらいから読書感想文はせっかくの原稿用紙を一気に燃えるゴミへと変化させ、国語のテストで読解力を問われる問題ではひたすら✓マークが散らかり放題…もう文章とか構成とか読み解く力とかカスも同然だったもので。

 

本を読んでいると、「作家さんてすげぇ!」と思う日々です。この感想がすでにボキャブラリーのスカスカ具合を物語っていますね。

~収録作品~

佇む男

鍵のかかった部屋

歪んだ箱

密室劇場

 

 

17.黄色い部屋の謎

海外作品いきます。ガストン・ルル―の『黄色い部屋の謎』…『黄色い部屋の秘密』という訳もあります。

 

古典的で本格的で、まだ科学捜査なんてちゃんとしてない時代の密室事件を描いています。一体どうなってんだとドキドキワクワク、この時代背景ならではというか…表現力が乏しいのが悔やまれる!とにかく胸を躍らせながら読みました。

 

ちょっとアンフェアな感じも古さも感じますが、探偵VS探偵の推理対決とか事件性とか、面白いから気にならないです。おすすめです。

 

フェアかアンフェアか、ならやっぱりフェアであってほしいと思いはしますが、どうせトリックわからんことのが多いのでちょっとくらいのアンフェア、面白ければ許容範囲なことが多いです。

 

あ、あとフランスの本格ミステリ―なので、名前とかが英語圏の作品より更に難しかったです。誰だっけこいつ、とか探偵名前長すぎるな…とか思ってましたが面白さが勝ちました。

~あらすじ~

完全に施錠され密室状態にあった”黄色い部屋”から悲鳴が。かけつけドアを壊して飛び込んだとき、血の海の中に令嬢が倒れていたが、そこに犯人の姿はない。不可能と思える密室犯罪と、意外な犯人…事件の真相に若き新聞記者、ルールタビーユが挑む!

 

 

18.三つの棺

密室の王者と評されるジョン・ディクスン・カーのおすすめ。ギデオン・フェル博士が活躍するギデオン・フェル博士もの『三つの棺』です。

 

密室ミステリー好きのバイブルと言っても過言ではないと思いますたぶん。それくらいの知名度と人気を誇ります。

 

かなり複雑なトリックとか、不可能と思われた謎が解き明かされた瞬間のテンションの上がり具合。推理小説を読む醍醐味ですね。

 

トリックが現実的かどうか?そんなことはこの面白さの前には些末なこと。気にする必要なしです。もはや無意味です。

~あらすじ~

雪が降りしきる静かな夜のロンドン…グリモー教授のもとに、コートと帽子に仮面といった出で立ちの長身の男が現れる。

 

2人が入った書斎から銃声が響き渡り、居合わせたフェル博士たちがドアを破り部屋に飛び込んだとき、そこには胸を打たれた教授の姿が。しかし犯人は密室状態の部屋から忽然と姿を消していた…!

 

 

19.ユダの窓

続けて密室の王者ディクスン・カーの『ユダの窓』、いってみましょう。ディクスン・カーは【カーター・ディクスン】という名義でも作品を発表していて、『ユダの窓』は後者のカーター・ディクスン名義の作品。

 

法廷弁護士のヘンリ・メリヴェール卿が活躍するヘンリ・メリヴェールものなので、法廷での謎解きが楽しめます。

 

これまた傑作で。古いんですが、それがマイナスにならない。むしろいい雰囲気。飽きさせないで最後まで読ませてしまう力、さすがとしか言いようがありません。もちろん今回の密室トリックも秀逸。

~あらすじ~

ジェームズ・アンズウェルは結婚の許しを乞うために婚約者の父もとを訪れた。しかし書斎に通され進められたウィスキーソーダを飲むとたちどころに意識を失ってしまった。

 

アンズウェルが目を覚ましたとき、鍵のかかった室内にいたのはアーチェリーの矢で胸を射抜かれた婚約者の父と自分だけ…!?

 

圧倒的に不利な状況で被疑者となってしまったアンズウェルの弁護に、ヘンリ・メリヴェール卿が当たる!

 

 

以上、密室ミステリーが楽しめるおすすめ推理小説まとめでした。

以前からまとめ記事を書くとやたら中途半端な作品数で紹介していたので、今回はきっちり20作品でいこうと決めて密室ミステリーものを厳選したつもりでいたのですが…書き終わってみると19作品でした。

 

カウントを間違えていた模様。そのため今回も中途半端に19作のご紹介となってしまいましたので、随時更新ということでまた追加したいなと思っております。読みたい本をお探しの際は、たまにでいいのでぜひお立ち寄りください。お願いします。

 

 

それでは密室ミステリー小説、楽しんでくださいね。